

誉田屋源兵衛 黒蔵で行われたStanley Greene (NOOR)の、The Thin Line between the eye to the heart
主に紛争地域のドキュメンタリー写真を撮影しているStanley Greene。
グリーンランドが舞台で温暖化問題を取り扱ったの
Shadows of Changeの作品の展示、
Black Passportの上映と作品の展示。
Black Passportには戦争、貧困、紛争地域での現実を写し出し、中にはドラック、死体なども含まれている。
"ホテルの部屋や安全な場所で撮影するなど、我々などには考えられない。大抵は現実に戻れる日まで感情をスーツケースにしまい込んでおくのだ。"
日本で報道されているものは、安全圏から放送され、さらには記者の私見が多く含まれ、フィルタリングされている事が多いだろうけども、だからこそ、より見た者によりありのまま訴えかける内容になっていると感じさせました。

京都文化博物館 別館、Mars, a photographic exploration
"NASAの調査衛星によって撮影された高解像度の火星の地表の写真を、
アーティスト高谷史郎のインスタレーションにより展示する。"
巨大な4Kパネルディスプレイに火星地表をスキャニングし地球に送信されているような
イメージのビデオインスタレーション。
館内に響き渡る低音とインスタレーションはなかなかの迫力。



無名舎、マグナムフォトのWerner Bischof - Eternal Japan 1951 – 52
終戦間もない復興期の日本の民衆の文化や庶民にスポットを当てたドキュメンタリーの美しきモノクローム写真。
無名舎の和の空間にふさわしいよう、竹吊りや竹イーゼルを使用した展示がされており
写真だけでなく空間をいかに活かすか、そういったこだわりも見逃せません。



京都芸術センター、Supernature フランス国立造形芸術センター(CNAP)コレクション
生態学と哲学を組み合わせた新しい思想である「エコソフィ (Ecosophy)」をテーマにしたビジュアル作品の展示。
一定の時間で繰り返し流される、湧き水、火口?の燃える様子などを放映。
一見違うような映像化も見続けているうちに何かリズムや法則のようなものを見いだせそう。
レトロなカフェやアート情報、展示スペースなどがある、廃校の小学校をアートスペースとして利用した京都芸術センター。木製のドアや水飲み場などどれも懐かしい。

じっくり展示を見たり歩いて移動するとあっという間に時は過ぎてくもの。
まだ、半分も観ることができていないので期間中に回れるだけ回ってみようかなと思てます。